フルタイムで働く必要性
現代社会において、多くの夫婦がフルタイムで働くことを選択しています。その主な理由には次のようなことが考えられます。
①経済的安定
- 家庭の収入を増やすことで、家計の安定や将来への備えが可能になる。
- 教育費や住宅ローンなどの大きな支出に対応できる余裕を持てる。
②キャリアの継続と自己実現
- 仕事を続けることでスキルを維持し、自己実現の機会を得られる。
- キャリアを積むことで、将来的な収入の増加や昇進のチャンスも得られる。
③多様な価値観の実現
- 仕事を通じて社会貢献や自己成長を目指す人も多い。
- 家庭以外での活動が、人生の充実感を高める。
①経済的安定
家庭の収入を増やすことで、家計の安定を図るだけでなく、緊急時の備えや老後の生活資金を蓄えることができます。たとえば、医療費や災害時の修繕費といった突発的な支出にも対応できるようになります。また、エマージェンシーファンド(緊急用貯金)を構築することで、経済的なストレスを軽減できます。また、予想外の出費にも柔軟に対応できるようになり、経済的な安心感が得られます。
緊急時の備えの具体例
●エマージェンシーファンドの目安
- 緊急用貯金として、生活費の3~6か月分を目安に貯蓄すると良いとされています。これにより、収入が途絶えた場合や突発的な支出にも対応できます。
●予想外の支出への対応
- 車の修理代や家電の買い替えといった大きな支出が発生することを見越し、計画的に積立を行うのがおすすめです。
●共働きの特性を活かしたリスク管理
- 2人とも収入がある場合は、一方の収入を生活費、もう一方の収入を貯蓄や投資に充てる方法も検討できます。片方の収入だけで生活する習慣をつけておけば、万一どちらかの収入が減った際や、働けなくなった時でも生活を維持することができます。
- 1人に過剰な負担がかからないよう、収入面や家計の責任を分散することで、精神的な安定を保つことができます。また、共働き夫婦はお互いに支え合いながら、より柔軟なライフスタイルを構築することが可能です。
②キャリアの継続と自己実現
- 仕事を続けることで、スキルや専門知識を維持・向上させることができます。特に共働き夫婦の場合、お互いのキャリアが成長することで家庭全体の将来設計にも良い影響を与えます。
- 自己実現の一環として、目標を達成する喜びや新しいチャレンジへの満足感を得ることができます。
- キャリアを積むことで、将来的な収入の増加や昇進のチャンスを広げるだけでなく、社会的なつながりやネットワークを築くことができます。
- 子どもや家族に「挑戦し続ける姿」を見せることで、前向きな価値観を伝えることも可能です。
③多様な価値観の実現
仕事を続けることで、スキルや専門知識を維持・向上させることができます。特に共働き夫婦の場合、お互いのキャリアが成長することで家庭全体の将来設計にも良い影響を与えます。
自己実現の一環として、目標を達成する喜びや新しいチャレンジへの満足感を得ることができます。
キャリアを積むことで、将来的な収入の増加や昇進のチャンスを広げるだけでなく、社会的なつながりやネットワークを築く家庭以外での活動が、人生の充実感を高めます。
例えば職場での人間関係を通じて、信頼関係や友情を築くことができます。仕事仲間との協力や励まし合いは、自分の成長を支えるだけでなく、困難な状況を乗り越える力にもなります。さらに、職場で得た人脈や経験が、キャリアや人生全体において新たな可能性を広げることがあります。
また、仕事を通じた社会貢献や新しいスキルの習得が、達成感や満足感につながることも多いです。
コバコ家がフルタイム共働きを選択した理由
コバコ家の場合は夫婦共々両親が共働きだったため、結婚した後も夫婦で働くものだという考えを持っていました。そしてコバコ家の場合は妻の方が収入が高く、彼女が仕事を辞めると生活が苦しくなるため、自分が家事と育児を担当するから仕事を続けてもらうことになりました。
夫ハジメの場合
- お金のため (日ごろの生活や、子供の教育費。子供2人の大学進学までは面倒みたい)
- 世間体 (妻が働いていて夫が働いてないなんて、周りからどう思われるか分かりません)
妻ニコの場合
- 職場の環境が時短しにくい雰囲気でフルタイムを選択
- 夫だけの収入だと今の生活を維持できない(住宅ローンや将来の子供の教育費)
妻の職場の場合は非正規や時短勤務でも仕事の内容にほとんど違いはありません。けれど収入は10万円ほど下がると考えられます。それなら、夫の自分が彼女の家事と育児の負担を軽減することでフルタイムで働いていこう、というのが今のところの方針です。それでも、お互いの体調面や職場での役割の変化から、今後はどうなるか分かりません。
フルタイム勤務である必要があるのかは、それぞれのご家庭の事情や、ライフプランによって変化するものです。コバコ家も、いつまでフルタイム勤務を続けるかは分かりませんが、夫婦で話し合い協力しながら進んでいこうと思っています。
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