買ってよかった共働き必須アイテム【衣類乾燥機】

家事・育児

 コバコ家では、子どもたちが0歳と2歳の時に妻が職場復帰しました。その時に「買って良かった」と感じたのが、衣類乾燥機です。保育園で使うおしぼりやエプロンが多く、洗濯物が大量になりがち。賃貸住宅で、18時以降に帰宅してからの洗濯をどうこなすかが課題でしたが、衣類乾燥機を使うことで大きなメリットがありました。

 今回は、そんな衣類乾燥機のメリットとデメリット、そしてコバコ家で使用している乾燥機について紹介します。

1.衣類乾燥機のメリット

 保育園児がいる家庭で衣類乾燥機を導入するメリットは多岐にわたります。特に忙しい日々を送る家庭にとって、乾燥機の導入は非常に助けになります。

1. 洗濯と乾燥の時間短縮

 保育園に通う子どもは、外で遊んだり食事中に汚れたりすることが多く、衣類が頻繁に汚れます。乾燥機を使えば、洗濯後の乾燥時間を大幅に短縮でき、忙しい朝にも対応しやすくなります。特に天気に関係なく乾燥できるので、雨の日や湿気が多い日でも安心です。

2. 衛生面の向上

 衣類やおむつは早く乾かさないと、雑菌やカビが繁殖することがあります。乾燥機を使うことで、しっかりと高温で乾燥でき、衛生的に保つことができます。特に乳幼児は免疫が弱いため、衛生面は重要なポイントです。乾燥機を使うと部屋干しした時のような変な臭いがせず、気持ちよくタオルを使うことができます。

3. 収納スペースの節約

 子どもは頻繁に汚れた衣類を着替えるため、洗濯物が多くなります。乾燥機を使えば、室内に洗濯物を広げる必要がなく、干すスペースを確保する手間を省けます。また、乾燥機は収納のスペースも取りませんので、部屋をすっきり保つことができます。

4. アレルゲンやダニの除去

 乾燥機は高温で乾燥するため、ダニやホコリ、アレルゲンを取り除くことができます。アレルギーを持つ子どもがいる家庭にとって、乾燥機を使用することで、より清潔で快適な衣類を保つことができます。

5. 忙しい家庭に最適

 特にフルタイムで働いている家庭では、時間が限られています。衣類乾燥機を使うことで、洗濯物を干したり、乾かしたりする手間を省き、育児や家事、仕事に集中する時間が増えます。

6. 予定通りに乾くため、余分な衣類をもたなくてよい

 衣類乾燥機を導入する前までは、雨の日などで乾かないこともあり余分にタオルのストックをしていました。けれど、乾燥機は予定通り乾かしてくれるため、おしぼりは6枚しかいらないなど、使用量の見通しが立てやすく、余分にストックを持つ必要がなくなりました。

7. 季節に関係なく使える

 季節の変わり目や梅雨時など、洗濯物が乾きにくい時期でも、乾燥機があれば安心して使用できます。特に梅雨の時期など、外に干せないときに重宝します。

8. 電気代の節約(乾燥機の種類による)

 最新の衣類乾燥機は省エネ設計がされていることが多く、エネルギー効率が良いモデルを選べば、電気代の節約にも繋がります。また、外に干さずに室内で乾燥できるため、エアコンとの併用で効率的に室内の湿度管理もできます。

 これらのメリットから、保育園児がいる家庭にとって衣類乾燥機は非常に役立つ家電と言えます。忙しい日常の中で、育児や家事の負担を軽減し、より効率的に生活するための大きな助けとなります。

2.衣類乾燥機のデメリット

 衣類乾燥機の導入には多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。保育園児がいる家庭にとっても注意が必要な点があります。

1. 電気代がかかる

 衣類乾燥機は高温で乾燥を行うため、使用する際に電力を多く消費することがあります。特に乾燥時間が長くなると、その分電気代が増える可能性があります。省エネ機能がついたモデルもありますが、使用頻度や乾燥時間によりコストがかさむことがあります。

2. 衣類の傷みや縮み

 衣類乾燥機の高温で乾燥すると、特にデリケートな衣類やウール、絹などの繊細な素材は傷んだり縮んだりすることがあります。赤ちゃんや子ども用の衣類には注意が必要で、素材に合った乾燥方法を選ぶ必要があります。乾燥機が使えない衣類もあるため、タグを確認することが重要です。

 コバコ家の子供達の衣類はどれも数百円~千円半ば程度の値段です。食べこぼしや泥汚れがついても気にしない価格帯なので、衣類乾燥機も毎回使用しています。二年着た服などはたまーに穴が開くこともあるくらい、服は傷みます。しかし、子供は成長が早く、すぐにサイズアウトするため気にせず使っていました。大人用の服は傷ませたくないものは別に脱衣所で干し、除湿器を使っていました。

3. 乾燥機内のメンテナンスが必要

 乾燥機を長期間使うと、フィルターやダクトにホコリが溜まりやすく、定期的に掃除やメンテナンスが必要になります。ホコリが溜まったままだと、乾燥効率が悪くなるほか、火災のリスクが高まることもあるため、手間がかかります。

 コバコ家では乾燥機のフィルターから毎回埃を取っていましたが、簡単に取れるため3分もかからない作業です。

4. 乾燥時間が長い場合がある

 衣類乾燥機は、乾燥物の量やタイプによっては、十分に乾燥するまでに時間がかかることがあります。特に衣類の量が多かったり、厚手の服が入っていたりすると、乾燥に時間がかかり、結局は乾燥機を何度も使うことになることがあります。

 コバコ家では、夜に洗濯機を回し、その後乾燥機で乾かす方法を取っています。朝には乾燥した衣類を取り込む形式です。賃貸住宅に住んでいた時は、乾燥機の音が気になったため、洗濯機を時間予約で朝に終わるように設定しました。その後、出勤前に乾燥機を回し、帰宅後に乾いた衣類を片付けるというルーティンで過ごしていました。

5. 音が気になる

 特に家庭内での使用では、乾燥機の音が気になることがあります。小さな子どもが寝ている時間帯に使用すると、音が気になってしまうことがあるため、音の静かなモデルを選ぶことが重要です。または、昼間に乾燥機を回すなど生活リズムに合わせて工夫するとよいでしょう。

6. 乾燥機が必要なスペースを取る

 乾燥機はある程度のスペースを必要とします。家庭においては、乾燥機を置く場所を確保する必要があり、特に狭い住居では設置スペースが足りないことがあります。また、設置後もメンテナンスを考慮すると、ある程度の空間を確保しておくことが大切です。

 コバコ家は金属ラックを使用して洗濯機の上に設置しました。突っ張り棒や転落防止用のロープを渡すなど、地震対策が必要です。

7. 長期的には環境への影響

 高温で乾燥を行うため、乾燥機の使用はエネルギー消費が大きく、環境に与える影響も考慮する必要があります。環境意識が高い家庭では、これをデメリットとして捉えることがあるかもしれません。省エネタイプの乾燥機を選ぶことが一つの対策となります。

8. 小さな衣類やおむつの取り扱いが難しいことがある

 小さな子どもの衣類やおむつを乾燥機で乾かす際、一度に大量に入れると乾燥が不均一になることがあります。おむつなどの特定のアイテムについては、乾燥機の適切な使用方法を守らないと、乾燥不足や過乾燥が起きる可能性があります。

3.コバコ家で使っている衣類乾燥機

 コバコ家では、電気で動くタイプの衣類乾燥機を探し、洗濯機と一体型ではなく、独立したタイプを選びました。その理由は2つあります。

  1. 洗濯機と乾燥機が別々だと、片方が壊れても買い替えがしやすい
    洗濯機と乾燥機が一体になっていると、どちらかの機能が壊れると、両方を一度に買い替えなければならなくなります。別々の機器を選ぶことで、必要な時に片方だけを買い替えることができ、便利です。
  2. 乾燥機を回している間でも、洗濯機を同時に使える
    小さな子どもがおねしょをしたり、衛生面からシーツを頻繁に洗ったりすることが多かったため、乾燥機付き洗濯機では乾燥機が回っている間は洗濯できません。しかし、独立タイプの乾燥機なら、乾燥機を使いながら洗濯機を何回も回すことができ、週末にシーツや毛布などの大物を一気に洗濯できるのが大きなポイントでした。

休日は時間に余裕があるため、浴室やベランダでシーツなどの大物を乾かしながら過ごしていました。

そんなコバコ家が使っている乾燥機はこちら。


 コバコ家では、洗濯機の容量が10kgのタテ型洗濯機を使っていたため、乾燥機は6kgの容量で購入しました。子ども用のものや家族全員分のタオルケットを乾かすには、この容量で十分でした。使用後、タオル類がふんわりと柔らかく仕上がり、とても気に入っています。

 音については、それなりに鳴り、振動もありますので、気になる人には気になるかもしれません。我が家では、設置場所である脱衣所の扉を閉めてしまえば音が気にならなくなりますが、音や振動の感じ方は個人差があるので、これは一概には言えません。

 そろそろ使用して5年が経ち、不具合が出てきたので買い替えを検討中ですが、満足度が高く、同じものを再度購入しても良いかなと思えるほどの良い買い物でした。

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